「輝き」について。
2月23日は渋谷~原宿デートでした。
それで、行ってきましたよ、
ティアラ展。
最初は、数々のきらびやかなティアラ見て、「きれー」「かわいー」「欲しいー」とかキャッキャッするつもりだったんですけどね。
気付いたら、ティアラの歴史とか政治的意味合いとかビラの裏に書き込んでるし。
今なら、ティアラについてレジュメ切れます、あたしw
いや、「きれー」「かわいー」「欲しいー」「着けたいー」「あれがいい、あれ!」とかも言ってましたけどね。
ティアラについている大きな宝石一粒見て、「あれだけでどれだけ大きな家が建つだろう」とか貧乏くさいことも考えてましたけどねwww
真珠狂いのあたしは真珠の飾りのティアラや薔薇モチーフのティアラ(もちろん薔薇狂いでもあるw)に心惹かれました。
にしても、日本では馴染みの薄いティアラだけど、ここ数年の何ていうんですか「姫系」?ブームで小さいのちょこんと載せているお嬢さん見かけますけど、本物の輝きを見たら恥ずかしくてできませんよ、あんなの。
(ちなみにゴスロリの世界では「姫系」ブームより以前からティアラはありました)
会場にお母さんが小さい女の子連れてきていて、そのこがおもちゃのティアラつけてたのは微笑ましかったんですけどね。
ティアラ展、まだ会期中なんで、未見の方はぜひ。
で、そこから原宿に行って、
スピカのライヴに行ってきました。
(ほ、ほんとは修論書き上げたご褒美の予定だったんだけどね……。そして、そんな溜まっているご褒美はいっぱいある。。。)
今回はワンマンじゃなくて対バンだったので、最初から全部見るかどうするか迷っていたら、たまたまライヴハウスの前でヤスくんと遭遇。
ヤスくんの「このあたりから、いいよ!」というオススメに従って、それまではちょっと竹下通り散策をしたかったので、そうしました。
で、実際ライヴハウスに行ってみたら、スピカはトリで、その頃には最前列真ん中をゲットできていました!
「銀天街」を出て、東京にやってきて、「どうか君だけは幸せで」と「流れ星」に祈るひとができたけれど、「人生ゲ@ム」ってやつはうまくいかなくて、それでも「れんあい境界線」を越えて、「陽のあたる場所」に辿りつく。
まるで、あたしのために作られたセットリストじゃないかと錯覚するぐらいでした(途中のアルバム未収録曲は割愛させてもらいました)。
ただ単純に楽しい、じゃなく、ものすごく心に響いた。
一応、病み上がりで、体力もおそらく通常のひとよりない上に色々うろうろしてきたんで、HP満タンじゃなかったけど、それでも全力であの瞬間を、スピカのメンバーに負けないくらい(いや、負けてますけどw)輝こうとした。
後から、ヤスくんが「歌を覚えてくれてるのがわかってうれしかった」って言ってくれたけど、あたしはあの照明の輝きの中からでも、最前列のあたしが見えてくれてたことが、すごくうれしかった。
スピカ手拍子は相変わらずできなくて、後輩と苦笑いだったけれど、それでも一生懸命に歌った。
スピカが与えてくれるこの輝きの何十分の一でもいい、返せるように、と。
一昨年あたりから好きなアーティストのライヴに行くようになって、それは有名ミュージシャンだから、ライヴハウスじゃなくて、ベイNKホールとか、全然規模が違うけれど、それでも一緒だな、と思った。
ハコの大きさなんか関係ない。夢中になれる瞬間。輝きを受けとめられる瞬間。そのときの幸福には関係ない。同じだ、って思った。
ひとの作り出す「輝き」。
それはティアラのように長い時間をかけて残っていけるものも、ライヴのように形には残らずにその瞬間のものも両方ある。
ひとはそのふたつの「輝き」を探しながら、作りながら生きていくのかな、って思いました。
ちなみにこれは、表参道ヒルズにあったきらきら輝く謎のオブジェ。
実物はもっときれいだったんだけど、携帯カメラの性能とあたしのテクじゃこれが限界。
追伸。
ヤスくん・yujiくん
あたしは松山なんか大嫌いだったけれど、今回の「銀天街」を聴いて、松山を少し好きになれるような気がしたよ。
ありがとう。