それは数日前のことでした。
久々にMちゃんと某バーにてご飯を食べようという約束を取り付けておりました。
わたくしは珍しく(……)定刻に某バーに到着いたしました。
Mちゃんはまだ来ておりませんでしたが、それは予測済み。
しかし、10分を経過しても現れないので、電話をかけてみるも留守電に繋がってしまう始末。
20分、30分と経つうちに段々どうしようかと思いました。
バイトが長引いているのか、それとも具合が悪いのか……どちらにしたってメィルの1本くらい可能なものです。
直接、家に押しかけようかとも思いましたけど、ひとりきりなので、某バーに陣取った席をどうするかが問題です。
その間、別の用件でSに電話をかけたりもしました。しかし、Sも留守電でした。
40分が経過した頃、ようやくMちゃんから電話がありました。
「ごめん!!!バイトから帰ってきて疲れて寝てた!!!」
……そうですか。それはお疲れ様でした。
「Mちゃんが来ないので、手持ち無沙汰で、呑んだよ!」と、禁酒中にも関わらずジントニックを呑んだことをMちゃんの所為にいたしました。
Mちゃんがやってきてしばらくしてから、Sから折り返しの電話がありました。
用件を喋って、「ところで、ご飯食べた?」とSも呼び出しました。
すると、どうでしょう。
Sはラム酒のボトルを出してくるではありませんか!
「トニックウォーターで割ると美味しいんだよねー」とか魅惑の言葉を吐くので、「それ、呑ませろー。呑ませろー」としつこくせがんだものの、SとMにより却下。
結局、一口も一舐めもさせてもらえませんでした。
「あんたはヨーグルトハワイアンでも飲んでろ」と言われ、夏のビーチでもないのにハワイアンを味わいました。
SとMは言いました。マドンナに。
「この娘、禁酒中なんで、ひとりでやってきても絶対に呑ませないで下さい!」と。
……マドンナからお酒がいただけなくなってしまいました。。。
Sは一足早く帰りましたが、最後にMちゃんと帰るときに、Mちゃんにより更にマドンナに念を押されてしまいました。
マドンナが「卒業するんですよね?」と言うので、「卒業できなくなりました!」と告白したら、マドンナが「わーい♪」と言ってくれたのは喜んでもいいのでせうか。
ですが、4月の終わりにはまたプラチナの薔薇のボトルを入れようと思います。
ボトルキープなんで、呑めるようになったときに呑めばいいんですもの。
しかし、徹カラする体力は戻ったことは判明しましたが、そこからリカバーするのに丸1日かかることも判明しました。